躁うつ病はストレスが原因でなりやすい!?私の経験から考察してみる
「病は気から」という言葉がありますが、まさしくその通りだなぁとしみじみと感じさせられたこの半年間。
そう、私は「気」から躁うつ病を発症したと言っても過言ではないのです。どのような状況だったのか、また、どのようにして私の気持ちが弱っていったのかを考えてみたいと思います。
躁うつ病を発症する前の私
私は躁うつ病を発症する前、それまで結婚を前提に9年くらいお付き合いしている男性がおり、勤めている会社の業績は右肩上がりという、まさしく順風満帆という状態でした。近年は同棲まで始めていて、結婚までのカウントダウンが始まっていました。
いい流れを変えたある出来事
当時付き合っていた男性はとある会社の代表取締役で、私はその会社で補佐として働いていました。業績は良い方向にぐんぐん上がっていっていましたが、新型コロナウイルスが流行ってしまい、その影響をモロにくらってしまいました。私は身を粉にしてその年1番の売上を上げましたが、何をとち狂ったのか、代表取締役が別の事業に手を出してその売上を全て使い切ってしまったのです。その事業も成功すればよかったのですが、まさかの大失敗。
その失敗した事業を手がけるようになってから段々と代表(彼氏)の私に対する態度が悪くなってきました。その当時、私は理由が全く分からなかったし、今も分かりません。
パワハラ、モラハラ、ドメスティックバイオレンス…
ある意味彼氏とは四六時中一緒にいるので公私共に一緒に行動していました。前項でお話ししたように、会社の売上が悪くなると、段々と私に対して、彼氏はパワハラ、モラハラ、そして暴力を振るうようになりました。
すると、私は
「頑張って業績も上げているのに、過ごしやすいようにちゃんとしているのに、どうして暴力を振るわれなければならないの?」
という気持ちが沸々と湧いてきていました。ただ、
「一瞬の気の迷いだろうから、我慢していたら大丈夫だろう」
と安易に考えてしまい、我慢してやり過ごそうとしました。
しかし、パワハラやモラハラ、暴力は日に日に増していきました。
それでも私は彼氏を信じて我慢して我慢して、耐え続けました。
するとある日、こんな感じになりました。
・
・・
・・・ プツン
何かが切れる音が聞こえ、そこから業務に力を入れなくなりました。いや、正確には、
「力を入れることができなくなってしまった」のです。
何をするにも力が入らない、もうどうでもいい
仕事に今までの熱量で取り組むのが難しくなってから、私は何かにつけて理由をつけ、仕事を休むようになりました。
頭の中では「仕事をしなければ彼氏にまた暴力を振るわれる」という恐れと「どうせやっても認められない」という諦めがぶつかり合い、頭が終始痛い状況が続きました。
すると、その葛藤は時間と共に段々と治まってきましたが、逆に今度は全てのことがどうでもいいという無気力状態になってしまいました。
その頃です。彼氏から婚約破棄及び違法な懲戒解雇宣告をされたのは。
それ以降、心療内科に行って「躁うつ病を主体とした精神疾患」という、さまざまな病気を併発した状態になってしまっていました。
私の場合、ストレスによるうつ病だと思う。だけど…
このような経緯があり、私の躁うつ病を発症する原因になった1つにストレスがあると思われます。しかし、医学的には、躁うつ病の原因はいまだにわかっていないそうです。
とにかく、その可能性になりうるストレスの溜め込みには気をつけたほうがいいということですよね。