Lica's Diary

30代独身女の奮闘日記

自己肯定を高めると言ってもなかなか難しい。私がやっている方法

自己肯定は自分を縛っている鎖からの解放だ

躁うつ病パニック障害などのいわゆる精神科・心療内科にかかる病気にかかってしまうと、自分を追い詰めてしまいますよね。

「どうしてこうなってしまったんだろう」

「こんなはずじゃなかった」

などなど、後悔や不安の気持ちがぐるぐると頭の中を回ってしまうのですよね。

 

そこでよく言われるのが

「もっと自分を褒めてあげて!」という言葉なんです。

これ、正直申し上げますが、それができていたらそもそも精神を病まないです^^;

 

そこで、私の場合ですが、どうして自己肯定を高めることができないのか、という原因を探って、それに対して対策をする、という方法をとっています。

 

実際にどのような考えか、今から紹介しますね。

 

①自己肯定を高めることができない原因を探る

どうして「自分を褒める」ことがなかなかできないか。それには理由が個人個人であると思いますが、私の場合、2つ原因がありました。

 

1つ目は、そもそも自分に対しての褒め方がわからないということです。

自分を褒める?ねぎらう?いたわる?

なんじゃそりゃ。

どうやってやるんじゃ?

と、やり方がわからないので立ち止まってしまい、その結果、反対に

「他の人ができているのに自分ができないなんて。。。」

と考えちゃって、負の感情がドドッと押し寄せてしまうんです。

 

2つ目は、これは私の場合だけかもしれませんが、自分が他の誰よりも劣っていると思い込まされていたということです。

元彼から受けた暴力や暴言、仕事での扱いなどなどで、元彼や元彼のお母さんが神的な存在、つまり絶対に逆らってはいけない存在で、私は絶対服従、という状態がおよそ10年続きました。

早く別れたらよかったのに、と思われるかもしれませんね。本当に、その通りです。

でも、当時は別れるとなると、それでまた暴力を振るわれたり、逆に謝罪されて私の情の厚い部分を上手に利用して手篭めにされたりと、うまく別れることができなかったのです。

それで、徐々に私自身が元彼に対して依存するようになりました。今思い返すと、めっちゃ気持ち悪い、と思います。我ながら。

でも、本当に当時は自分自身でどうすることもできなかったので、仕方なかったのかも、とも思っています。

 

②自己肯定感を高めるための対策

①であげた原因が無くなれば、自ずと自己肯定を高めることができます。つまり、自己肯定を積極的に上げるというより、まずは自己肯定を下げる原因をなくすことで相対的に自己肯定を上げる、ということを行います。

 

1つ目の原因である、「自分を褒める」方法がわからない件についてですが、簡単に言えば、自分の好きなことをすると、自然と自分を褒めたり、いたわったりしていることになっています。

どういうことか。

自分が好きなことは比較的自分ができること、お気に入りのものです。なので、苦痛に感じることが少ないし、「できる」という自信がつきやすいというメリットがあります。

それは1つ1つは小さな出来事ですが、塵も積もれば山となるの如しで、いつしか大きな自信になっています。

その小さな塵(小さな自信)は、例えば、

今日もちゃんと朝起きることができた

今日もちゃんと湯船に浸かった

今日は天気が良かったので散歩をした

今日は久しぶりに親友とご飯を食べて楽しかった

今日は昨日より仕事ができた

というような内容でOKなんです。

高望みをせず、自分が今できること、やりたいことをやったらOKです。

他人の目を気にせず、ゆっくりと進んでいきましょう。

 

大丈夫。私も最初はカタツムリ並みにゆっくりでした。

仕事も、自分に合う仕事を見つけるのに色々渡り歩いていますが、やっと先日、新たに、だけど今からワクワクするような仕事に巡り合いました。

 

失敗しても大丈夫。それは失敗ではなく、ただ自分に合わなかっただけだから、別の方法を探せばいい。

このような考えを持つようになってから、だいぶ行動ができるようになりました。

 

2つ目の、元彼からの呪縛からの解放ですが、これは自分自身ではどうしようもなかったため、いろいろな人に手助けをしてもらってなんとかなりました。

私の場合、手助けしてくれた人は、

  • 家族(父母、妹)
  • 私の内情を知っているお客さん
  • 私と同じような仕打ちを受けていた従業員
  • 別の仕事で知り合った先輩従業員
  • 病院の先生

他にもたくさんいますが、主にはこんな感じ。

あと、その原因となる人から完全に離れることも大切だなと思います。

これも、周りの手助けでしっかりと離れることができました。

 

最後に、これはやって良かったなと思うことがあります。それは「読書」です。

読書によって、その知識をとりいれるだけでなく、自分自身と向き合うきっかけになります。なので、自分自身と対話する、というのが自然とできるのです。

そんな大層なことはしていないですよ。

「へぇ。こんな考えがあったんだ。知らんかったなぁ」

これで十分、自分と向き合えているのに気づけましたか?

「知らんかった」というのを知ることができたので、自分と向き合えていますよね。

最近読んで良かったなぁという本は、

『私という植物を育てることに決めた』

という自己啓発本です。1つ1つの項目は短いし、何より時折描かれているイラストがめっちゃ可愛いので、おすすめですよ。

 

せっかく生きているので楽しくないともったいない、最近はそう思えるようになりました。

このようにポジティブに書けていますが、日によって気持ちが沈むのも日常茶飯事です。それも自分自身なので受け入れて、牛のごとく、ゆっくりと進んでいきたいです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!

お互い、ぼちぼちとやっていきましょう〜

 

本を買いたいけど時間がない場合は、楽天ブックスで買うという方法がありますよ〜